無電柱化については、防災、安全で快適な通行空間の確保、都市景観の向上などを目的に、昭和61年度から平成29年度の間、道路管理者(国・地方自治体)や電線管理者(一般送配電事業者・通信事業者)が地元の要望を踏まえ、策定・合意した無電柱化計画に基づき、累計約1万kmを実施してきました。

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こうした中、国土交通省より、令和3年度を初年度とする今後5か年の新たな「無電柱化推進計画」が5/25に発表されました。今回の計画では、防災、安全・円滑な交通確保、良好な景観の形成等に、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」における緊急輸送道路を加えた、約4,000kmの新たな無電柱化に着手する目標が定められております。

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一般送配電事業者として、「無電柱化推進計画」の趣旨を踏まえ、更なるコスト低減等の取り組みを進める等、引き続き、無電柱化を推進してまいります。

これまでの一般送配電事業者におけるコスト低減、防災、景観形成・観光振興等の取り組みにつきましては、「無電柱化ベストプラクティス集」をご参照ください。