今回は、送配電事業における効率化・コスト低減の取り組みについてご紹介します。一般送配電事業者は、資材調達の合理化や工事内容の見直し、設備保全の効率化など、さまざまな効率化・コスト低減に資する取り組みを実施しており、各一般送配電事業者のホームページで事例が紹介されております。

(各一般送配電事業者における取り組み事例へのリンク)

・北海道電力ネットワーク 送配電部門における効率化の取組状況

・東北電力ネットワーク 送配電部門における経営効率化の取り組み

・東京電力パワーグリッド 効率化・低コスト化

・中部電力パワーグリッド 効率化・低コスト化

・北陸電力送配電 経営効率化の取組

・関西電力送配電 送配電事業の効率化

・中国電力ネットワーク 送配電部門における効率化の取組状況

・四国電力送配電 効率化の実施状況について

・九州電力送配電 効率化の取組み

・沖縄電力 送配電部門における効率化の取組状況について

2021年6月4日には、チャットによるお問い合わせ対応を共同で実施するための専用センター「金沢マゼルデジタルコンタクトセンター※1」における、一般送配電事業者10 社によるチャット受付対応の連携を開始しました。これまでも地震や台風などの大規模な災害時には、連携して送配電設備の復旧作業を行ってきましたが、お問い合わせ対応での連携は初めての取組みとなります。(東京電力パワーグリッドでのお知らせ

※1 「マゼル」=金沢弁で「仲間にいれる」を意味する。

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一般送配電事業者では、これからも「良質で安定的な電気のお届け」と「託送料金の低廉化」の両立を目指し、各社の好事例の水平展開を行いながら、経営効率化・低コスト化に向けた取り組みを実施してまいります。