災害時連携計画は、過去の自然災害の教訓を踏まえ、非常災害による停電復旧を迅速かつ柔軟に行うことを目的として、一般送配電事業者10社が策定したものです。
【お知らせ】災害時連携計画の変更届出について

 同計画は、非常災害時に備えた平時からの一般送配電事業者間の連携についても定めており、一般送配電事業者共同の連携訓練を毎年実施することとしております。今回、10月28日に、四国電力送配電と中国電力ネットワーク、九州電力送配電、沖縄電力の4社において、大規模な台風等を想定した『西地域共同訓練』をWeb形式で実施いたしました。

 訓練には、上記4社の訓練者40名に東地域と中地域の一般送配電事業者6社の参加者も加えた計67名が参加しており、経済産業省からもご視察いただいております。訓練当日は、四国電力送配電が幹事会社を務め、事前に各社で実施した低圧引込線の断線修理や電源車応急送電の訓練結果等の報告および意見交換を行っております。

<訓練項目>
 ・応援事業者の受入  ・・・情報連絡訓練の結果報告、各社の応援受入方法について情報交換
 ・低圧引込線断線修理 ・・・各社訓練結果報告と意見交換
 ・電源車応急送電   ・・・各社訓練結果報告と意見交換
 ・早期復旧に向けた取り組み事例の紹介

 各訓練項目について活発に意見交換を行い、迅速な復旧に向けた情報を共有する等、連携計画の実効性を確認することができました。今後も、定期的に共同訓練を実施することで、相互応援の一層の円滑化を図り、非常災害発生時の迅速な復旧に向けた取り組みを強化してまいります。

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<訓練風景(四国電力送配電)>
(参 考:四国電力グループ facebook掲載箇所