一般送配電事業者10社は、再エネ導入量の拡大に向けて、送配電設備を有効活用する日本版コネクト&マネージなどの検討を、国や電力広域的運営推進機関と連携し進めております。

 その一環として、基幹系統1の平常時の混雑2解消に向けて、一般送配電事業者が契約している調整電源を活用する再給電方式を202212月下旬より導入(2022125日お知らせ済み)することに加え、基幹系統のさらなる混雑回避を目的に、調整電源以外の電源も抑制対象とする再給電方式(一定の順序)を2023年中に導入いたします。

 具体的には、一般送配電事業者が混雑系統内の調整電源をメリットオーダー3に従い出力制御するのに加えて、調整電源以外の電源も一定の順序で出力制御し、非混雑系統内の調整電源を上げ調整することにより、電力の同時同量を確保しつつ混雑回避することで、混雑系統に接続された電源がその価値を発揮できるようにいたします。

 ※1基幹系統:上位2電圧(ただし、沖縄電力は132kV)の送変電等設備のことをいう。
 ※2混雑:送電線や変圧器の過負荷が予見される状況 。
 ※3メリットオーダー:運転コスト(燃料費、起動費等)の低い電源から順番に活用することにより電源全
            体の運転コストを最小化すること。

 基幹系統における再給電方式(一定の順序)の導入については、各一般送配電事業者のホームぺージに公表されております。また、本件に関するご質問は、当協議会ではなく、各一般送配電事業者へ直接お問い合わせください。

<各社ホームページへのリンク>
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以上