「共通システム開発準備室」の設置について
2023.01.04 お知らせ
送配電網協議会では、送配電事業のコスト低減、制度変更への拡張性・柔軟性の確保などを目指し、中央給電指令所システムの仕様・機能の標準化とシステム共有化について、一般送配電事業者の連携した取り組みとして検討を進めております。また、スマートメーターによる電力データ活用については、災害等緊急時や平時における活用が期待されており、その活用に向けた法整備もなされ、一般送配電事業者10社は連携して仕組み整備等に取り組んでおります。
このたび、これらの取り組みの実現に向けて準備を進めるため、送配電網協議会内に「共通システム開発準備室」を設置しました。詳細については、送配電網協議会の組織概要をご参照ください。
なお、次期中央給電指令所システムの開発については、 2022年11月2日に電力広域的運営推進機関の第33回需給調整市場検討小委員会において、「中給システムの仕様統一および次期中給システム開発に関する検討状況」としてご説明しており、2023年早期の提案依頼書の発行に向け詳細検討を進めることとしております。
参考:電力データ活用の取り組み
【知っトク!送配電】電力データ活用の取り組み