人と技術がともに成長する2040年の送配電事業
2026.07.17 お知らせ
一般社団法人送配電網協議会
「現場ファースト運動(FFI:Frontline First Initiative)※」は、現場の技術導入や人材確保・育成を業界が一丸となって進めることを目的として、経済産業省と各業界団体が連携して立ち上げた運動です。
送配電網協議会では、FFIのキックオフイベントである「第1回FFI官民連携フォーラム」にて基調講演を実施いたしました。
2040年に向けて、送配電網協議会では、これまで受け継がれてきた技術と、新たな技術を融合させながら、人と技術がともに成長していく送配電事業を目指します。
人と技術がともに成長する2040年の送配電事業について、是非ご覧ください。
※現場ファースト運動URL 現場ファースト運動(FFI)公式サイト|経済産業省
電気事業を取り巻く環境変化とその課題
- 近年では、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の進展に伴う再生可能エネルギーの導入拡大やデータセンター等の新たな需要の増加により、送配電ネットワークの整備・増強がこれまで以上に求められています。加えて、高経年化した設備の更新工事も本格化していきます。
- 一方で、人口減少・少子高齢化により労働人口は減少しており、こうした環境変化に対応するため、人財確保・育成が重要な課題となっております。
- この課題解決のために、仕事の在り方を変革していくことが必要となります。

2040年の実現に向けた取組み【技術導入・人財育成】
- 2040年に目指す送配電業務を実現するためには、AI・ロボティクスなどの新たな技術の導入と、それらを安全かつ効果的に活用できる現場技術者の育成を一体的に進めていくことが重要です。
- これまで培ってきた現場の技術・技能を基盤とし、AI・ロボティクスの操作や画像診断など新たな技術を使いこなせるような育成を行っていくことで、人と技術がともに成長し、将来にわたり電力の安定供給を支える送配電事業を目指していきます。

2040年に向けて目指す送配電業務
- 我々は、AI・ロボティクスなどの新たな技術を積極的に導入し、危険で過酷な作業の低減や生産性の向上を図っていきます。
- そして、現場技術者がAI・ロボティクスを使いこなし指揮・操作や協働を行う、新たな送配電業務を目指します。その実現に向けて、支えるシステムやデータ基盤の整備も進めていきます。

2040年における現場技術者像
- 引き続き、現場技術者は重要となります。これまで培ってきた技術・技能を基盤としながら、AI・ロボティクスなどの新たな技術を使いこなし、設備診断や地域に適合した計画策定・管理、自然災害への対応など、人にしかできない役割を担う存在へと特化していくことで、基盤技術・技能の更なる向上へと繋げていきます。
- これまで受け継がれてきた技術と、新たな技術を融合させながら、人と技術がともに成長し、将来にわたり日本の電力の安定 供給を支えていきます。
- そして、その際に現場技術者の方々が安心して能力を発揮するためには、技術・技能等に基づいた賃金水準も重要な要素となります。
